投資家道を極める? Going my way!

株式のことや自分なりの(自己流の)投資スタンスなど書いていこうと思います。かなりいい加減かも・・・。まだまだ勉強不足です・・・。

祖父の教えと金券ショップ

祖父は謎の多い人でした。未だに知らないことがほとんどで、親戚も祖父の話は滅多にしません。でも、私は結構祖父のことが好きで、多分血のつながっている親族で一番尊敬していた人です。でも、家族関係が複雑だったこともあり、ほとんどの親戚はよりつかず、祖父の晩年、私は血縁関係のある中では一番(唯一?)交流があったのではないかと思います。私が大学4年の時に亡くなりましたが、告別式や法事ももめごとが多く、遺産相続の裁判も10年以上続いたと思います。

大学時代、祖父は私に毎月映画などのチケットを2枚ずつ送ってくれました。私は毎月見た映画の感想とお礼の手紙を送っていました。多分祖父はいろいろな会社の株式を持っていたのではないかと思います。子供の頃、祖父のリタイアのパーティに出席した記憶があります。その時に子供心に、「仕事をしないでどうやってこの先、生活していくのか」と聞いた時に、「仕事をしなくても毎月たくさんお金が入ってくる」と周りの人が言っていたのを覚えています。それは配当金というものらしいという話でした。私のまわりには株式を持っている人は全くいなくて、私の家族も日々の生活がやっとでお金とは無縁だったので、よくわからずにすごいなと思ったことが記憶にあります。でもその配当金というのが株式を持っている人がもらえるものだと理解したのは就職した後、しばらくしてからです。(本当は社会の授業でも習っていたのかもしれませんが、全く記憶になく・・・。)

大学時代は数回祖父に会いました。(親や親戚からは祖父に会うことを止められていました。)ある時、祖父に会った時に「最近映画のチケットなどを売る人がいるという話を聞くけど、そんなことはしていないだろうな。」というようなことを言われたことがあります。私はそんなことはしたことがなかったし、考えたこともなかったので「したことがない。」と答えました。売るために送っているのではないということや会社の利益を損ねることなどいろいろ理由はあったと思います。祖父の教えは私にとっては絶対というような感覚で、いまだに守っていますし、今後もできる限り守りたいと思っています。(本当にお金がなくなったら守れなくなるかもしれませんが。)

そうしたこともあって、私は優待券が余っても、金券ショップには持っていかず、期限が切れた後、ごみ箱に捨てるようにしています。また、使わない優待券についても譲渡可能と明記されているものについては使いそうな友人に無料で譲ったりもします。本人のみ利用可能なもので使わないものはやはりごみ箱行きです。本当は遊園地みたいなところは行ってお金を落としてくるというのも会社の利益につながるのでしょうし、割引券であれば商品を購入するということも大事だと思います。株主が会社のことを理解する上でも大切だと思います。でも、これまでは時間もなく、なかなか使う余裕がなく、ごみ箱行きが多かったです。これからはなるべく有効活用していきたいと思います。

ちなみにもう1つ祖父から言われた教えで守っているものは「酒はいいけど、たばこは吸うな」と言われたことです。なので、お酒は飲みますが、たばこは遊びとか好奇心とかも含めて、一度も吸ったことがありません。でも、そういう祖父は海外の煙草をぷかぷか吸っていましたが・・・。

時々株式投資をしていて思うことがあります。親戚で株式投資をしている人は他にはいないです。子供の頃、両親から誰にも似ていないとよく言われました。でも、もしかしたら私は祖父に一番似ているのかもしれないと思います。