投資家道を極める? Going my way!

株式のことや自分なりの(自己流の)投資スタンスなど書いていこうと思います。かなりいい加減かも・・・。まだまだ勉強不足です・・・。

がん検診など

公開すべきか迷いましたが、今後も長い付き合いになりそうなことなので公開しておこうと思います。ずっと避け続けるとこの先不自然なブログになりそうな気もするので。最初は自分自身のメモ書きの意味で一応書いたものですが。闘病ブログみたいになってしまうのは嫌なので、さらっとまとめて書いておこうと思います。今後たまに触れるかもしれません。(既にばらばらと最近健康に気を付けているなど書いていますが・・・。)

ブログに書くには、かなり長くなり、いろいろ難しい話ではあるのですが。

 

過去に、8月くらいから少し慌ただしくしていると書きました。8月の大学のスクーリングと夫の実家に戻ったりという感じでしたが、もう1点、5年次の定期がん検診を受診しました。

経緯としてはこんな感じです。

8月12日(金) 

 がん検診1日目受診。12日は血液、CT、婦人科系検診。

8月15日(月) 

 がん検診2日目受診。胃・大腸内視鏡受診。麻酔をかけて実施し、事前にポリープがあったら切除をチェックしていました。終わった後、3ミリのポリープがあったので切除しました、と言われました。全く痛みもなく、眠っていたのでちょっとびっくり。3ミリだと良性の可能性が高いとのことですが、検査に回して結果は1か月後ぐらいとのことでした。

全部の検査が終わった後、話があると言われ大腸ポリープの件かなと思い、話を聞いたところ乳がん検診で20ミリぐらいの腫瘤があったので早めに精密検査をするように言われました。正式な検診結果は1か月ぐらいかかるので早めに受診しておいた方がいいとのことでした。精密検査は何度か検診に行っているクリニックに行こうと思い紹介状を書いていただきました。腫瘤というのは初めてでちょっとびっくりしましたが、必ずしも癌とは限らないと思いちょっと気にする感じでした。

帰宅し、確認したところ何度か行ったことのあるクリニックは夏季休業中で、夏季休業が終わった頃は大学のスクーリングの真っ最中という日程でした。さらにWEBでの予約システムを見ると3か月先ぐらいまで予約が一杯で、電話も自動音声でした。スクーリングが終わったら連絡をしようと思いそのまま1週間ほどたちました。

それと数日後、大腸ポリープの件でふとこれって医療保険の対象かもと思い保険会社に電話したところ、良性でも保険がおりるし、悪性だったらがん保険の対象になる可能性があるとのことで、良性だった場合に申請する書類の送付をお願いしました。一応良性か悪性かがわかった後で申請するため検診結果を待ってから診断書の取得をすることにしました。

8月22日(月)

 ちょうど乳腺専門クリニックが夏季休暇明けでしたが、大学のスクーリングの予定でした。ところが、台風で急に大学が休講になりました。それで、このタイミングと思いクリニックに電話して相談したところ、多少待つかもしれないが、今日空いている時間があると言われたので、すぐに病院に向かいマンモグラフィと超音波の検査を受けました。超音波はかなり時間をかけて2人の先生の検査を受けました。結果としては温度なども含めあまり癌っぽい感じではないとのことでした。ただ、過去数年のデータとは状態が異なっているので念のため、針生検をした方がいいかもしれないと言われ、翌週針生検を予約しました。

8月30日(火)

 針生検を実施。事前にWEBサイトでググったりしていた時は結構大変そうな気がして少し動揺しましたが、痛みもなくあっという間に終わりました。クリニックの雰囲気もあるのかもしれませんが、落ち着いて、不安もなく終わりました。検査結果は10日ぐらいかかるかもしれないとのことで、次回の予約をして帰宅しました。

その後、少し気になって、万が一のことを想定していろいろ病院などを検索して手術実績、入院の設備や差額ベッドの値段なども調べたりしました。近所にもいくつかかなり大きな病院がありますが、癌の治療は日進月歩なのでやっぱり最新の技術や治療などができるところがいいのかなあとか考えたりしました。また5年なんとかなればきっと治療薬なども開発されているに違いないと思ったりしました。

9月8日(金)

 クリニックへ針生検の結果を聞きに行きました。今思うと通常それほど待ち時間がないのですが、かなり予約時間を経過してから呼ばれました。結果は3か所検査をして3つとも同じ結果で悪性で癌とのことでした。大きさは29ミリとのことでした。また今後の治療としては手術と入院が必要になるだろうとのことでした。その後半年ぐらい抗がん剤治療になるとのことでした。ただ、クリニックでは治療設備がなく治療をできないので病院への紹介状をだすということでいくつかの病院の推奨リストをいただきました。病院は次回までに考えておいてくださいと言われました。でも最初にがん検診を受診した病院が含まれていたので、その場で「その病院に」と伝えたところいい判断だと言われました。今日時間があれば1時間後ぐらいにまたクリニックに来てくださいと言われたので近辺で1時間ほど時間をつぶし、1時間後にクリニックへ行ったところ、予約もできていて、さらに紹介状も用意していただいていました。予約は最短の日程でできていて翌週月曜の午前でした。(金曜だったので3日後というスピードです。)

ちなみに癌の告知を受けた時はまったく動揺もせずとても冷静でした。あまり実感がわかなかったというか、かなり客観的に聞いていました。自覚症状がないためかもしれません。事前にWEBなどで2人に1人が癌にかかる時代という認識をしていたこともあったかもしれません。でも血縁者に乳がんの人がいないので少し意外な気もしました。

帰宅後、取り急ぎ保険会社に電話し、癌の場合に必要な申請書類の送付をお願いしました。

9月9日(土)

最初に受診したがん検診の結果がまとめて送られてきました。乳がんの疑いと子宮がんについても検査が必要とありました。他の場所は特にがんの疑いはないとのことでした。大腸ポリープも良性でした。子宮がんの検診は既に年初に受けていて、8月にも念のため婦人科を受診してはいたのですが、念のためどこかのタイミングで病院に行こうと思いました。

9月12日(月)

 最初に検診を受けた大病院を受診しました。以前別の精密検査(問題なかったですが)を受けた時に診察券も作っていたので結構スムーズに受診できました。

軽く診察を受けた後、追加の検査と入院の予約をするように言われ、その日と翌週で検査の予約を入れてもらいました。診察後、看護婦さんから入院の予約や手術についていろいろ書類をいただき、血液検査やレントゲン検査を受けました。

入院については事前にいろいろ想定していたのでその場で希望のベッドなどを書き込み予約を行いました。

9月15日(木)

がん検診の結果に記載のあった子宮がんの件で婦人科を受診しました。一応詳細の結果を見ていただき、精密検査は受けた方がいいけど、急な状況ではなく通常半年、1年経過観察をするようなレベルの結果なので、乳がんの治療が落ち着いた後で、再度受診したらどうかというアドバイスを受け、半年後ぐらいにまた受診することにしました。

9月20日(火)

 保険会社から癌の申請に必要な書類一式が届いていたため乳腺のクリニックへの乳がんの診断書と大病院の大腸ポリープの手術の診断書の依頼のため、それぞれ窓口へ行って診断書の取得を申請しました。乳がんの診断書は受診している大病院で入院のときに一緒に取得でもよかったのですが、入院日程は不明なので診断給付金は早い方がいいかなと思い、当初癌の告知を受けたクリニックにお願いしました。ちなみにクリニックの方は診断書の値段が安く大病院の半額ぐらいでした。

 予約していたMRIや超音波、再度のマンモグラフィ検査などを実施しました。実はこの前日MRIのために指輪を外した方がいいかなと思い、結婚指輪を外していきました。20年以上したままだったのでなかなか外れませんでしたが、WEBサイトで紐を使って外す方法が載っていたので手順通りに実施したらさくっと外れました。

9月25日(日)

 乳腺のクリニックから診断書がレターパックで届きました。2週間ぐらいかかるかもと言われていたのですがとても早く届きちょっとびっくりしました。早速保険会社への書類を記載し、ポストに投函しました。

9月26日(月)

 診察のため病院へ行ってきました。大病院なのでいつも混んでいます。MRIの結果は出ていないということでしたが、転移はなさそうとのことでした。ただ、大きさは35ミリと言われました。大きくなっているような気がしましたが計測は見方によって誤差もでると言われました。10月下旬に手術になりそうとのことでした。病院に行ったついでに定期的に開催されている乳がん手術後の形成術などの説明会の申し込んできました。

9月27日(火)

 乳がん手術の術後についての説明会に参加しました。部分切除と全摘で大きく違うなということを実感しました。急にちょっと不安を感じ始めました。全摘だとその後の生活などもいろいろ影響がありそうでした。

9月28日(水)

 25日に申請書を送付した保険会社からがんの診断に対して払われる保険金の振り込み通知が届きました。金曜に振り込まれるとのことでしたが、あまりにも素早い対応でちょっとびっくりしました。一応受理して5日以内と書かれてはいましたが、金額が大きいので少し半信半疑でした。診断給付金で100万ほどです。保険に入っていてよかったです。

9月30日(金)

 大腸ポリープの診断書が届きました。早速郵送で保険会社に送付しました。

10月4日(火)

 病院へ診察へ行きました。診察といっても毎回診断結果などの話を聞くというのが近いですが。MRIの結果でも転移はなさそうという話を聞き、手術についての説明を受けました。今回の手術は部分切除になると言われ、かなりほっとしました。ただ大きかったらその後全摘になるようです。麻酔についての説明も受けました。全身麻酔での手術は初めてですが、いろいろ大変そうでした。(他人事っぽいですね。)ほとんどないに近いレベルのようですが、自発呼吸を止めるのでそれに伴うリスクがあるようです。一応万が一の時に備えて最低限のことはしておいた方がいいのかなあと思ったりしました。

手術は10月中旬から11月初旬の間になりそうな感じでした。

10月5日(水)

 病院へ入院についての説明を簡単に受けに行ってきました。わかったようなわからないようなという感じですが、なんとなくまわりの他の患者の方に比べると自分はいい方なのかもしれないと思ったりしました。入院日数はうまくいけば短いかもしれないです。

あとは病院からの入院日程の電話があるまで待つ感じです。

少しずつ入院の準備をしないといけないなあと思いながらまだあまり準備ができていませんが。でも連絡があったら準備もなんとかなるのかもしれません。髪の毛も入院に備えて短くしておこうかなあとか、いろいろ考えてはいるのですが・・・。

 

今回のことで自分なりに思ったことは2人に1人は癌にかかる時代なので、自分の人生にとっては今は最適なタイミングだったかもしれないということです。会社で働いていたらこんなに病院に行ったりする時間は取れなかったかもとか、仕事で検診を受けるタイミングはもう半年遅くなっていたと思います。またまわりの人にもいろいろ話さないといけなかっただろうと思います。

また、もっと後だと、例えば10年後だったら体力的にいろいろつらかったかもしれないですし、これほど前向きに冷静に対応できなかったかもしれないです。

もともと50代からの10年間の過ごし方はその後の寿命にも大きく影響 を与えると思ったのが、アーリーリタイアを考えた1つの理由だったのでちょうどよかったのかもしれません。

あと、「なんで自分が」みたいな気持ちはあまりありません。これまでの長年のストレスや不規則な生活の蓄積かなと納得はできる部分があります。それと、現在だと経済的な状況も見えてアーリーリタイアした状態で、がん保険にも入っているので、経済的には恵まれていると思いますし、時間の余裕もできた状態なので、他の人がかかるよりも自分がかかる方が苦労は少ないかもと思います。それと、現時点では(手術の麻酔などのリスクを除くと)命に別状がないレベルなので。

これも自分の人生には必要なことなのかもしれないというような気も少しだけしています。今はこのことに少し集中して取り組もうと考えています。(症状がないから冷静なのかもしれません。)

 

続けてもう少し書こうと思いましたが長くなるので、もう1つ別の記事として書こうと思います。